WORLD TOURING CAR 600（R32エンジンスワップ）

今回はR32.R33.R34のエンジンスワップをしてWTC 600 東京を走らせました！
結果から言いますと「速い！」しかもピットイン無しで、12週完走出来ます！！
R32.R33.R34比べてみました！それぞれエンジンは同じですが、セッティングもかなり違います！
今回は「R32」について書きます！

R32 GT-R V.SPEC Ⅱ’94　エンジンスワップ

R32のエンジンは言わずと知れた「RB26！」非常に高性能なエンジンなのですが、燃費が非常に悪い！
WTC 600 東京ではとても使い物にならないです！

そこで「R92CP」をエンジンスワップします！

ただ、エンジンスワップをすると、「PP600」以上になってしまいますので、
次にセッティングの手順をお伝えします！

まずは「ワイドボディ」

この「ワイドボディにする」事は賛否が分かれると思います！
何故なら、パフォーマンスポイント「PP」が上がってしまうからです。

出来るだけPPを上げたくないのは、分かります！ですがワイドボディ化すると、

R32ですと12週走っても、タイヤ交換しなくてよくなります！
しかもコーナーリングが非常に安定してくれます！

WTC 600 東京はコーナーリングでもタイムに差が出ます！

エアロパーツを選ぶ

エアロパーツでもパフォーマンスポイントが変わります！
エアロパーツでは、PPが最低になるように選びます！
特に、リアの「パーツB」は付けません！PPが非常に上昇します！

新品ボディにする！

ボディを1回でも軽量化してしまってある場合は、チューニングショップで
「新品ボディ」にしてPPを下げます！

セッティング（ノーマルターボ）

最後にセッティングのご紹介です。
「ノーマルターボ」と「中回転型ターボ」をご紹介します。
両方のセッティングで走りましたが、
R３２はあまり大差はないと思います。
のちに書きますが「R３３」は変わります！

長い直線以外は4速までしか使わないのでレスポンス重視で、「5速のギア比」のみ変更します。

車高やブレーキバランスも変更してありますので、参考にしてみて下さい！

セッティング（中回転型ターボ）

カスタムコンピューターと性能調整以外は同じにしてあります。

データ比較はこんな感じです。
左の数値が「ノーマルターボ」で、右が「中回転型ターボ」です。

数値だけ見ると、車重がほとんど変えていないのに、中回転型の方は
「馬力もトルク」も上なので、加速も最高速もよくなるはずなのに、
何故か加速性能が落ちているのです！
実際に走っていても、コーナーの立ち上がりでワンテンポ遅れると言いますか、
なにか「もっさり」してレスポンスが良くない感じです。
アンチラグ設定が無いのでこのような事になるのだと思います。
実際最高速は中回転型が3～4Km/h速いです。

駆動配分センターデフが50：50の理由！

このコースは3、4週目まで路面が濡れているのと、タイヤがあったまっていないので、
最初の何週かのコーナーと最後のヘアピンカーブの立ち上がりで、タイムロスが出てしまいます。

ピットイン無しで完走！

最高速で330Km/h以上出ます！
2週目後半には、1位に手が届きます！

残りの周回は、完全に独走状態になりますので、最終的に2位とは50秒ぐらいの差が出ます。

ほとんど1位で周回する事になりますので、最初の数周さえ他車に接触しなければ
クリアボーナス50％upも比較的簡単に獲得できます！！

次回はR33にのエンジンスワップについて書きます！
R33！いい車じゃないですか！！
私はR33好きですｗ