梅雨時期は特に椎茸菌が喜ぶ!
梅雨時期は、椎茸菌が一番大好きな時期です!
以前書きましたが、椎茸菌が活動する要素「温度」「湿度」「酸素」のうち、
「温度」と「湿度」が何もしなくても100%確保できる時期なのです!
ここで、残りの要素の1つ「酸素」が問題になります!
原木を見ると「白くなっているのが椎茸菌です」
このように活発に椎茸菌が活動する温度と湿度があると、
「酸欠」になりやすいのです!
椎茸菌も生き物なので、一生懸命動いていると私達人間と同じで一生懸命「酸素を欲しがります!」
人間も運動すると、一生懸命「ハァハァ」口から酸素を取り入れるのと同じです!
この時に、ビニールなんかで囲ってあったらどうなるでしょう?
この時に、満員電車のように込み合っていたらどうなるでしょう?
はい!椎茸菌は弱っていきます!最悪の場合は雑菌に負けてしまいます。
椎茸原木にとっては、とても健康的な管理とは言えません!
プロの椎茸生産者でも、「白い椎茸菌が見えると安心します」でも、
私は今まで何人も「やり過ぎた管理」を見ました。
プロの椎茸生産者でも、
椎茸菌の気持ちが分からない人多いなぁ・・・
正直言うと、分かっていない人が多すぎるw
栽培者でよくあるのが、
「手をかけすぎると椎茸発生が悪くなり、売上が落ちる!」
「何もしていない人の方が、何故か発生もよいし、売上が上がる!」
まさにこの時期のポイントが分かっているか、いないかが分かれ道です!
結論!梅雨時期からはとにかく「荒く組め」
椎茸原木を管理する「組み方」はいろいろあります。
「よろい伏せ」「井桁積み」などいろいろありますが、私なりに言います!
何やっても同じですw変わりませんw
問題は「原木と原木の間隔」です!
原木と原木の間隔は「最低でも15~20cm」離して管理!
これだけ守ればまず酸欠になる事はありません。
よほど、年がら年中ジメジメしている場所じゃない限り、
「安心して、何もしなくてよいですw」
こんな感じで、雨の多い梅雨時期で椎茸原木がずっしりと濡れて、椎茸菌の活動が活発になっても、
酸欠になる事は絶対にありません!
この梅雨時期は、「椎茸菌が音を立てて動く!」と表現できるほど、3条件が揃うと活発に動きます!
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